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SEO対策のやり方8ステップ|初心者でも自分でできる上位表示のコツを解説

2023.09.10

低コストかつ長期的に安定した集客を実現するには、ユーザーが検索するキーワードで上位表示を目指すSEOが効果的です。

SEOを実施したいと考えているものの、「何から手を付けるべき?」「高度なスキルがなくてもSEOの成果を上げたい」とお悩みの方もいるでしょう。

この記事では、初心者でも自分でできるSEO対策の方法や、SEO対策種類についてわかりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。

初心者が自分でできるSEO対策8ステップ

まずは、初心者が自分で取り組めるSEOの施策を8つ紹介します。

1. ターゲットとなる人物像を明確にする

SEO対策を行う際には、まずはターゲットとなる人物像を明確にすることが重要です。

「どのようなユーザーに向けてコンテンツを発信するか」「集客したいターゲット層はどんなキーワードで検索するか」を明確にしましょう。

ターゲットとなる人物像を明確にして、適切なキーワード選定やコンテンツ制作を行うことで、SEOにおける上位表示を目指せます。

検索ユーザーを具体的にイメージし、ユーザーのニーズや検索意図を把握したうえでコンテンツを制作することを心がけましょう。

2. 対策キーワードを選ぶ

ターゲット層が明らかになったら、対策キーワードを選定しましょう。

キーワード選定を誤ってしまうと、どんなに良質なコンテンツを制作しても、自社サイトの最終的な目標を達成できない可能性があります。

キーワード候補を選ぶ際は、検索ニーズから逆算して選ぶのがポイントです。具体的には、次の4種類の検索ニーズに分かれます。

クエリの種類
知りたい(Know) 最新のニュースを知りたい
行きたい(Go) 夏休みの旅行の計画を立てたい
やりたい・解決したい(Do) スマホを修理したい
買いたい(Buy) 初心者用のカメラを買いたい

SEO対策の目的は、自然検索によるアクセス数を増やしてCV率を伸ばすことなので、キーワードは自社商品・サービスと関連性が高いものを選びましょう。

また、検索ボリュームが多いキーワードは競争が激しいため、ニッチなキーワードやロングテールキーワードを狙うこともおすすめです。

3. 検索意図を分析する

キーワードを選定したら、ユーザーの検索意図を分析します。検索意図は、ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力した目的のことです。

たとえば、「パソコン おすすめ」で検索したユーザーは、おすすめのパソコンを知りたくて検索しているでしょう。このような検索意図をもとにコンテンツの種類を決めます。

  1. 1. とは系:意味・効果・原因・メリット・事例などを解説
  2. 2. 比較検討系:おすすめ○○選、比較、まとめ記事など
  3. 3. How to系:使い方、手順などを解説

 

たとえば、「キャンプ 初心者」のキーワードで上位表示を狙う場合、ターゲットはこれからキャンプを始める人、または始めたばかりの人です。しかし、対象となるのは男性か女性か、もしくは両方なのか、年齢層や住んでいる地域などによって、適切なコンテンツの内容は変わってくるでしょう。

■記事内容の例

  • ・キャンプ初心者が揃える道具
  • ・キャンプ初心者におすすめのスポット
  • ・キャンプ初心者が心がけること
  • ・キャンプ初心者向けのテクニック

 

これらのうち、ユーザーが最も求めている情報や検索意図を考慮したうえで、コンテンツ制作に入ります。

検索意図を考えるときは、サジェストワードを確認したり、Q&AサイトやSNSでリサーチするなどのヒントがあるので、参考にしてみましょう。

4. 競合記事を調査・分析する

実際に検索して上位に表示されている記事を調査することで、「なぜ上位表示されているか」「ユーザーが欲している情報は何か」を把握できます。

1ページ目に表示された競合記事の見出しを洗い出し、どのような情報があるかを調査しましょう。同じ内容の見出しがあれば、ユーザーが求めている情報と考えられます。

また、競合記事と比較して差別化できるポイントがあるかどうかを探してみましょう。SEOでは、オリジナル性のあるコンテンツが評価されやすいためです。

5. ユーザーの興味を引く構成を作る

競合記事を分析した後は、ユーザーに興味を持ってもらえる構成案を考えましょう。構成はコンテンツの骨子なので、構成案の良し悪しはコンテンツの品質に大きくかかわります。

構成の見出しやタイトルには、選定したキーワードやサジェストワードを入れて、ユーザーの興味関心を引く内容にしましょう。

ユーザーの興味関心に刺さる構成を作ることで、記事を最後まで読んでもらいやすくなり、滞在時間やCV率の改善につながります。

6. E-E-A-Tを意識して文章を書く

構成案が完成したら、コンテンツの執筆に入ります。執筆で意識したいのが「E-E-A-T」の要素を考慮したライティングです。

E-E-A-Tとは、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trust(信頼)」の4つの単語の頭文字を取った言葉で、Googleが検索品質を評価する基準の一つです。

Experience(経験) ・実体験をもとにした経験を執筆する
Expertise(専門性) ・ジャンルに特化する

・専門家に取材する

・一次情報を伝える

Authoritativeness(権威性) ・著者名・運営会社名を開示する

・医師や専門家に監修してもらう

Trust(信頼) ・信頼性の高いサイトから情報を引用する

E-E-A-Tを無視したコンテンツはGoogleに評価されづらく、検索順位が上がりづらくなります。サイトの品質を高めてSEOを強化するために、E-E-A-Tを考慮してコンテンツを制作しましょう。

7. コンテンツを編集・公開する

記事を執筆したら、コンテンツの編集・公開作業を行いましょう。

具体的には、画像や図解を入れたり、内部リンクを設置したりして、ユーザーからもGoogleからも評価されるコンテンツを作成します。

ページのタイトルや、紹介文であるメタディスクリプション、HタグといったHTML要素を整えることも必須です。

コンテンツの編集・公開作業は、WordPressやWixといったコンテンツ管理システム(CMS)を使用することで効率化できます。

8. リライトをして継続的な改善を行う

多くのWeb記事は一度執筆して終わりではなく、既存のコンテンツを加筆・修正する「リライト」によって品質を改善していくことが大切です。

具体的には、タイトルや見出しの修正、古い情報の削除・更新、解説用の図解や画像の追加、不要な見出しや文章の削除などが挙げられます。

リライトで成果を出すためには、リライト完了後も継続的に効果検証を行うことが重要です。リライトしたページの順位や内容を振り返り、どのような変化があったかを数値として計測しましょう。

SEO対策の種類3つと成功するポイント

SEO対策は、大きく分けて次の3種類に分かれます。

  • ・内部対策
  • ・外部対策
  • ・コンテンツSEO

 

ここでは、それぞれの種類とポイントについて解説します。

内部対策|ユーザーとGoogleが読みやすいサイト構造

内部対策とは、自社サイトをGoogleが評価しやすいようなサイト構造に対策することです。また、ユーザーが使いやすいサイトに改善することも内部対策にあたります。

具体的には、次のような対策が挙げられます。

  • ・サイト構造の最適化
  • ・内部リンクの設置
  • ・ページの読み込み速度の改善

 

日本国内の検索エンジンにおいて、最もシェアされているのはGoogleです。そのため、SEO対策=Google対策とも言えるでしょう。

Googleは常にユーザーファーストの姿勢であるため、SEO対策では「Googleが求めるユーザーにとって最も理想的なサイト」を目指すことが大切です。

外部対策|被リンクの獲得・SNSの活用

外部対策は、Webサイトに被リンクを集める施策のことを指します。他社のサイトやブログなどの外部サイトから張られたリンクのことです。

Googleはどのサイトのコンテンツが重要かを判断する際に、外部リンクを基準としています。そのため、外部対策では自社サイトへの外部リンク(被リンク)を増やすことが重要です。

また、SNSを積極的に活用することも外部対策に有効です。SNSで拡散されれば、外的要因としてSEOの評価が高まる可能性があります。

コンテンツSEO|ユーザーに寄り添った記事を制作する

コンテンツSEOは、ユーザーの検索意図に沿った良質なコンテンツを継続的に発信し、自然検索から集客の増加を目指すSEOの一つです。

具体的には、ユーザーの検索意図(ニーズ)を分析し、キーワードや共起語の選定などを行って、ユーザーの疑問にこたえるコンテンツを作成します。

ユーザーが興味や関心を持つような役立つコンテンツを発信して、検索結果においてサイトの露出を増やすことが重要です。

まとめ:SEO対策は初心者でも自分でできる

SEOは初心者には難しいと思われがちですが、今回紹介した施策は自分でも取り組みやすいものです。SEOは中長期的な手法なので、すぐに上位表示されるわけではなく、コツコツと地道に発信を続けていきましょう。

また、SEO対策では、検索ユーザーのニーズに向き合った良質なコンテンツの制作だけでなく、分析や改善も必要不可欠です。必要に応じてリライトを重ねてサイトを改善し、上位表示を目指しましょう。

しかし、検索ボリュームが大きいキーワードや競合が強いキーワードを狙う場合は、SEOの経験にもとづいたスキルやノウハウが必要です。

「SEOやコンテンツマーケティングに力を入れたい」「SEOをさらに強化したい」とお考えの方は、ぜひ株式会社Integral free mansまでお気軽にお問い合わせください。